締めのポーズで静止できないほど、全てを出し尽くした。渾身(こんしん)の演技を終えた高橋は「メダルはまったく想像していなかった」。2位という結果を信じられなかった。

 

 冒頭に挑んだ4回転トーループに覚悟が表れた。直前の6分間練習の成功で跳ぶことを決断。勢いに乗った助走から高く跳び上がったが「緊張で硬くなった」と回転不足で3回転になった。

 2週間前に成功したばかりの技を入れた攻めの構成に反動はあった。その後はジャンプで手をついたり、転倒したりとミスが相次ぎ、得点は伸び悩んだ。「欲や緊張感に打ち勝つ力が足りなかった」と悔やみつつ、「今できる精いっぱいの演技はこれな...    
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