木山隆之(たかし)監督の指揮2年目は、核となると見込まれた選手の移籍や離脱などが影響し、リーグ戦序盤で布陣や陣形の変更を余儀なくされた。上位に食い込むための現実的な決断は、天皇杯全日本選手権の戦いに好影響をもたらした一方、当初目指した戦術は完成には至らなかった。天皇杯4強入りの経験を来季にいかに継続できるかが今後の焦点になる。

 守備の要と見込んだDFジャイロ・ロドリゲスがキャンプ中に負傷離脱し、開幕戦で0―3の完敗。その後も失点が続き、木山監督は第6節でウイングバック2人を含む5人が最終ラインを築く3―4―2―1の布陣に変更し、守備の崩壊を食い止めた。
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