中度の知的障害がある空手家が、再び世界に挑む。11月6日にスペイン・マドリードで開幕する第3回世界障がい者空手道選手権の形種目に、今在家翔太(31)=神戸市西区=が出場する。前回は4強入り目前で敗退。悔しさを糧に、恩師とともに「勝てる空手」を追求してきた。

 空手を始めたきっかけは「イケメンで強い」と語る元K-1の魔裟斗(まさと)への憧れ。運動嫌いだったが、進学した神戸特別支援学校高等部の空手道部に入り、今も指導を受ける田中博之教諭(55)と出会った。

 形だけでなく、組手にものめり込み、18歳で迎えた第1回全日本障がい者空手道競技大会で両部門を制した。以降も、...    
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