東北楽天の主砲候補内田に二回、待望の10号が出た。球団の高卒選手として最速となる5年目での2桁本塁打は、右打者では生え抜き初という記録も付いた。
 「おまえが先発するこの日のために、10号を取っておいた」。試合前、同期入団の松井に約束した通りに先制弾を放った。二回1死一、二塁、1ボールからの2球目、直球を打ち損じ三塁席へのファウルに。続く直球を見逃すも外角低めいっぱいに決められ、追い込まれてしまう。それでも外角スライダー、真ん中低めへの直球を冷静に選んでフルカウントに。6球目、外角の打ちごろの高さに来た144キロを捉え、右中間席へアーチを架けた。
 追い込まれながら...    
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