「できる限り手を尽くしたが、勝負に負けた」。リードした場面を必ずしのいで23セーブを重ねてきた抑えの松井裕が八回、初めて火消しに失敗した。美馬、岸と先発が続く土日の試合に初めて連敗し、4戦全勝のブラックユニホームでも初黒星。東北楽天は快進撃を支えたものが次々と崩れる悪夢に見舞われた。

 八回、岸が1死から柳田の適時打で3-2と詰め寄られると、梨田監督は「岸に何かあった時のために」と準備していた勝負手として、通常は九回を担う松井裕を早めに送り出した。だが、試合後に「僕の判断」と監督がかばうほど、もどかしい場面が待っていた。

 1死一、二塁からマウンドに立った松井裕はデスパイネをゴロに打ち取っ...    
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