プロ野球阪急(現オリックス)の監督として黄金時代を築いた上田利治(うえだとしはる)氏が死去したことが二日、分かった。八十歳だった。

 徳島県出身。関大では故村山実(元阪神)とバッテリーを組み、一九五九年に広島入り。目立った実績はなく、わずか三年で現役を退いた。一方、指導者としては才能を開花させた。六二年から広島、阪急のコーチを務め、七四年に三十七歳の若さで阪急の監督に就任した。

 二年目の七五年から三年連続日本一。巨人に続く史上二チーム目の四年連続日本一を狙った七八年の日本シリーズでは、第七戦でヤクルトの故大杉勝男が左翼ポール際へ放った本塁打に対し、ファウルと訴え激高。猛抗議は一時間十九分...    
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