離島と本土の中学校の大きな違いの一つに、団体スポーツの部活動がある。毎年、県内各市町で中学校総合体育大会(中総体)が開かれるが、五島市では少子化の影響で運動部の数が減り、相手不在で実戦のないまま県大会へ出場したり、対戦できても1、2勝で優勝したりといった場合がほとんどだ。島に、やりたい競技を当たり前にできる環境はない。そんな中、市立崎山中の軟式野球部が来年度で廃部になると聞いた。取材すると、子どもたちを取り巻くさまざまな現状が見えてきた。■50年で13分の1 崎山中の生徒数は33人。最多だった1963(昭和38)年は421人だったので、約13分の1まで減ったことになる。今の運動部は四つ...    
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