日本海で生まれ育った力士が学生相撲で躍動している。兵庫県新温泉町立浜坂中出身の日大4年片村敬也(ひろや)は、5月の全国選抜大学・実業団対抗和歌山大会で団体2連覇に貢献。埼玉栄高時代、現在大相撲で活躍する幕内貴景勝(兵庫県芦屋市出身)とともに汗を流した実力派が存在感を高めている。(伊藤大介) 175センチ、140キロのどっしりとした体形に似合わず、軽快な動きを見せる。鋭く当たったかと思えば、横っ跳びでいなし、脇から押す。「体がそれほど大きくないんで、スピードで崩さないと」と緩急自在の攻めで、チームでは団体3人制の大将を担う。

 浜坂小(現浜坂北小)1年から地元の株本建設相撲道場に通い、浜坂...    
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