Jリーガーや世界の名だたるサッカー選手たちがしのぎを削る豊田市千石町の豊田スタジアム。彼らの足元を「地産地消」の芝が支えている。二〇〇一年の開業当初は、日当たりの悪い環境に、スタジアムの芝管理担当者らは頭を悩ませたが、同市の稲武地区で種から育てた芝を使って改善に成功。一四年から三年連続でサッカー・Jリーグが選ぶ「ベストピッチ賞」を受賞した。

 スタジアムのピッチは、屋根が半分ほどを覆っており、芝を管理するスタジアム職員の田井中修さん(50)は「日当たりが悪くて、芝がなかなか育たない」と苦笑する。

 このため毎年六~九月は夏用の芝に、十~五月は冬用に張り替える。ただ、北海道や東北の産地から取...    
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