試合が終了すると、スタンドの鄭大世主将はしばらく目を覆ったままだった。清水のシュート4本(ゴール枠内0)は今季公式戦最少。脳振とうで大黒柱を欠き、攻撃の糸口をつかめなかった。前半にMF白崎が右足首負傷で交代したことも追い打ちをかけた。

 膠着(こうちゃく)した試合で巡ってくるわずかな決定機に仕事をするエースがFC東京にはいて、清水にはいなかった。後半23分、清水のFKが相手の壁に当たって速攻を受け、最後は元日本代表FW大久保嘉に仕留められた。39分にも大久保嘉に決められた。

 小林監督は「機能的な攻撃ができなかった。活動し、パワーがある選手を2枚欠いたことはきつかった」と嘆く。前日練習に負...    
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