満員の地元ファンの前に、正真正銘のプロ野球選手として帰ってきた。浜松球場で27日行われたセ・リーグ公式戦の中日-阪神。中日の鈴木翔太投手(聖隷クリストファー高出)が七回途中1失点で今季4勝目を挙げた。プロ1年目の2014年にドラフト1位の“お披露目”として同球場で初登板して3年。成長して凱旋(がいせん)を果たした。

 ヒーローインタビュー。大声援に包まれ、涙をこらえきれなかった。「いろいろあったので…。勝ててよかった」。言葉少なだったが、けがや故障に苦しみ、プロの壁を打ち破れなかった3年間の思いがこみ上げた。

 一軍生き残りへ背水の先発登板だった。最近の2試合は四球を連発して五回途中降板。...    
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