東北楽天の藤田が六回、華麗な守備でピンチの芽を摘んだ。

 無死一塁。原口が打った中堅に抜けそうなゴロに、二塁手の藤田がタイミング良く飛びついた。捕球したままの体勢から、二塁に入った遊撃手の三好の胸元に素早くグラブトス。流れるような連係プレーで見事に併殺を奪った。

 藤田は「ここまでうまくいくとは思わなかった」と謙虚に振り返ったが、守備の醍醐味(だいごみ)を存分に示した。「最も送球しやすいところにグラブが伸びた。打球をグラブの芯ではなく編み目に当てることで手首をうまく返せた」。瞬時の打球判断と地道な練習で培ったグラブさばきが生み出したプレーだった。

 試合は岸、小野の両先発が互いに譲らず五回ま...    
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