東北楽天が広島とのリーグ首位対決に勝ち越した一戦。最後のマウンドには松井裕がいた。九回1死一塁、小窪を6-4-3の併殺に打ち取り、今季20セーブ目を挙げると、力強くガッツポーズした。

 セーブ機会での登板20度全てでセーブを記録し、防御率は0.32。「いい場面で投げさせてもらっているだけ。あとは運」と本人は謙遜するが、まさに「守護神」の働き。この試合も八回に藤田の勝ち越し打が出ると、九回にマウンドへ上がった。

 走者を背負っても崩れない松井裕の真骨頂は先頭の新井に四球を与えた無死一塁から。強打のバティスタを高めへの145キロ直球で空振り三振に切って取ると、続く小窪は外角への緩い変化球で狙い...    
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