「エイッ」。沖縄県警本部の武道場に気迫あふれる声が響く。力強く拳を突き出し、沖縄伝統空手の鍛錬に励む幹部らの額には汗がにじんでいた。柔剣道のイメージが強い県警にも、空手が継承されている。県外から赴任してきた“キャリア幹部”も教士の指導を受け、熱い思いで技に磨きをかけている。(社会部・新垣卓也、嘉良謙太朗) ■捜査1課長が指導 業務を終え、道着に着替えた県警幹部やOBらが、県警本部地下1階の武道場内で力強い気合を響かせ、拳を突き出す。指導者は、殺人や強盗など凶悪犯罪の捜査を指揮する捜査1課の松崎賀充課長(55)だ。上地流の教士八段の腕前を持つ。

 稽古は毎週火曜日の夜。各部の部長や署長など...    
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