処分明けの桃田が約1年2カ月ぶりの復帰戦を白星で飾った。「最後の最後まで余裕はなかった」。試合後、観客席に4度頭を下げ、声援に感謝した。

 試合前「今まで感じたことのない複雑な緊張があった」。ラケットを持つ手が少し震え、地に足が着かない感覚に襲われる。第1ゲーム、スマッシュもネット際のプレーもブランクを感じさせずに簡単に5点を先取。だが、スコアを気にする余裕はなく「夢中だった。内容はあまり覚えていない」と素直に明かす。

 世界ランク2位の看板を背負っていた処分前、フィジカルより技術に頼っていた。「苦手なことに取り組もう」。敬遠していた走り込みとウエートトレーニングを積極的に取り入れるように...    
<記事全文を読む>