福岡県飯塚市で開かれている第33回飯塚国際車いすテニス大会。選手が使いこなす競技用車いすが高速サーブやリターンを生み出す“足”となり、試合の行方を左右する。「ハの字」形の主輪やシートは数ミリ単位で調整可能な仕様で、トップ選手の車いすの開発費は、高級車が購入できる金額に達することも。大会の魅力の一つでもあるそれぞれの「世界に1台」に迫った。

 多くの選手がアルミニウム素材の車いすを使うが、男子シングルス世界ランキング1位で大会連覇を狙うステファン・ウデ選手(46)=フランス=はカーボン素材に乗る。

 頑丈で軽量。背もたれがなく、自走のための「ハンドリム」(車輪の縁)と主輪が一体になっているの...    
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