大相撲の横綱稀勢の里は12日、東京都墨田区の野見宿禰(のみのすくね)神社で奉納土俵入りを行った。「相撲の神様」とされる野見宿禰を祭る同神社では、横綱に昇進した力士が最初の東京での本場所を前に土俵入りを行うのが恒例となっている。稀勢の里は太刀持ちに高安、露払いに松鳳山を従え、「身が引き締まる思い」で雲竜型を披露した。

 春場所で痛めた左上腕付近は完治していないものの、前日には夏場所出場を正式に決めた。万全ではなくても、相撲が取れれば土俵に上がるのが信条。「力士ですから。みんな痛いところはある。僕以上に悪い人がいっぱいいる」と説明した。

 場所前は主に出稽古で感触を探ってきた。「腕は2本あるか...    
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