建設から46年が経過して老朽化が著しい滋賀県立琵琶湖漕艇場(大津市玉野浦)の管理棟や艇庫について、改修するか新築するかで湖国が揺れている。2006年に策定された同市の景観計画規制で、現在の敷地では新たな建築物を建てることが事実上、不可能となったことが背景にある。県は24年の国体などに向け、規制に触れないよう改修方針を県議会に説明したが、議員や競技関係者は「滋賀の目玉競技施設なのに」と、新築を主張。湖岸の景観規制と湖上スポーツの拠点整備の両立という、日本一の湖を持つ県ならではの難題が立ちはだかる。

 同漕艇場は琵琶湖と湖岸道路に挟まれた幅15メートルほどの狭い敷地に、鉄筋コンクリート造2階...    
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