左上腕付近に負傷を抱える大相撲の横綱稀勢の里が2日、3連覇の懸かる夏場所(14日初日・両国国技館)に向けて東京都江戸川区の田子ノ浦部屋で本格始動した。ただ、稽古は異例の非公開だった。

 師匠の田子ノ浦親方(元幕内隆の鶴)によると、三段目力士を相手に20分ほど相撲を取った。午後から両国国技館で行われた力士会に参加した稀勢の里は、相撲を取った感触を「いいんじゃないですか。(けがは)ほぼ問題ない」と明るい表情で語った。

 稀勢の里が相撲を取るのは、けがを押して劇的な逆転優勝を決めた春場所の千秋楽以来。春巡業も休場し、この日は約1カ月ぶりに実戦的な動きで上半身を使った。これまでは「基本的には下半身...    
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