慶応大病院スポーツ医学総合センター(新宿区)に昨年六月、開設された「アスリートストレスマネジメント外来」を担当する。耳慣れない外来名は、スポーツに取り組む人が抱える心の問題を支援する、というもの。

 「けがをした時は、スポーツドクターが治療やリハビリをする。心に関しても悩みの種は出てくるものじゃないか、ということでスタートしているんです」。穏やかな口調で意義を説く。

 競技結果を受けて気分の落ち込みが続く、大事な場面で思うように動けない、チームでの人間関係など、悩みはさまざま。高校進学時に部活動の指導方針が中学時代と異なり、適応できずに苦しむケースもある。そうした受け皿にと、心理カウンセラ...    
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