鎧(よろい)武者や思い思いに仮装したランナーが新緑の中山道を駆け抜ける「第四十三回安政遠足(とおあし)・侍マラソン大会」(東京新聞など後援)が十四日、旧安中藩武家長屋前から碓氷峠くつろぎの郷や長野県境の熊野神社を目指して開かれる。

 同大会は、一八九六年の近代五輪第一回ギリシャ・アテネ大会前の五五(安政二)年、安中藩主板倉勝明が、藩士の心身鍛錬のため安中城内から熊野神社まで走らせ、着順を記録した古文書に由来する。遠足は日本のマラソンの始まりととらえる人もあり、大会は仮装レースのさきがけとして定着。毎年国内外からランナーが参加する。

 今大会には、同神社までの峠コース(28・97キロ)と同峠...    
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