日本一の司令塔は謙虚で献身的だった。優勝を確信すると、1万人の大歓声を浴びながら真っ先にベンチへ駆け寄り、仲間と抱き合った栃木ブレックスの田臥勇太(たぶせゆうた)主将(36)。対戦チームへ敬意を表した上で、「チームメート、スタッフ、マネジャー、フロント、ブレクシー、何より一緒に戦ってくれたファンのおかげ」と全関係者に感謝した。

 卓越したセンスで秋田・能代工高時代に3年連続でチームを主要大会の3冠に導き、その名をはせた。2004年には米プロリーグ、NBAのサンズで日本選手として初めてプレーするなど、173センチ、75キロの小さな体で道を切り開いてきた。

 この日の試合も勝利への執念がプレー...    
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