「ぼく個人の記録なんてどうでもいいんです」。39歳のシーズンを戦っているCB中沢佑二は、これまでの節目の記録達成と同じように冷静だった。

 5月27日のJ1第13節、清水戦でJ1通算550試合出場を果たした。楢崎正剛(名古屋)が631試合のアンタッチャブルとも思える数字を残しているがポジションはGK。フィールドプレーヤーとしては中沢が初めてだ。

 サッカーでは無名の埼玉・三郷工業技術高を卒業後、Jリーグに売り込めるだけの技術を磨こうとブラジルに1年間留学。だが帰国後もすぐにプロにはなれず、ヴェルディ川崎(現東京ヴェルディ)で練習生として交通費など一切自分持ちで片道2時間をかけて練習に通った...    
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