勝負師の顔に笑みがあふれた。初陣をものにしたサッカーJ1アルビレックス新潟の呂比須監督は「内容は別にして、勝つことが一番大事だった」と安堵(あんど)。そして、やり切った選手をたたえた。

 初采配を振るうスタジアム前で待っていたのは2千人の「入り待ち」だった。とどろく応援歌。「この人たちのために、やらなければいけない」と胸が熱くなった。

 就任から試合まで、わずか5日間。技術的な向上が難しい中で、一番に要求したのは、プレーのアグレッシブさだった。「フェアプレーの中でできるだけ激しく。そうしないと勝つことができない」 新指揮官の思いを胸に守備は粘りを取り戻した。「自分のプレーだけじゃなく、味方...    
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