地鳴りのような歓声の中、仙台の選手たちが下を向く。1-1の後半44分、大宮・大前がカウンターからゴール前へ。平岡を1回、2回と振り切って放ったシュートはGKシュミットの脇を抜けてネットを揺らした。

 主導権を握ったはずが、最後は大宮に今季2勝目を献上した。仙台の渡辺監督は「負けてはいけない相手。その思いが過信につながったのかもしれない」と悔やむ。

 嫌な予感はあった。後半15分に右CKから同点にされると、敵地は異様な盛り上がりを見せた。梁勇基は「雰囲気にのみ込まれた。そこは自分たちの弱さ」。相手にパスを渡すなど安易なミスも出て、大宮を勢いに乗せた。

 先制した後の試合運びも課題だ。大宮の渋谷...    
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