清水の本拠地アイスタで、磐田は完全制覇した2002年以来の白星をつかんだ。「(J2降格の)どん底も味わった15年間で、『清水に追い付け、追い越せ』という思いを、クラブがやり通した結果だと思う。ダービーは勝つと気持ちがいい」。当時現役だった名波監督の言葉は弾んだ。

 7日の甲府とのリーグ戦から先発全員を入れ替えて臨んだチームが、闘争心をむき出しにした。2点差を追い付かれる悪い流れを振り払い、粘る清水を突き放した。2得点のアダイウトンは「自分だけでなく、チーム全体に自信がつく勝利」と胸を張った。

 最後まで攻撃の手を緩めなかった。体現したのは、磐田ユース出身3年目の上原。1点リードの後半39分...    
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