決勝点を挙げたヒーローの試合後の第一声は「駄目ですね」。磐田の小川航は得点したPK以外のシュートはゼロ本だった。ストライカーとして満足できる数字ではなかった。それでも勝利に導く勝負強さが、この男にはある。

 20日に韓国で開幕するU―20(20歳以下)ワールドカップ(W杯)の日本代表入りが決まって初めての試合。注目を集める中、結果だけを考えた。「勝つことが一番重要。勝利につなげられて良かった」。終了の笛が鳴ると、右手で大きくガッツポーズした。

 対戦を楽しみにしていた柏のU-20代表DF中山にはてこずった。前線でボールを収めても、シュートを打たせてもらえなかった。だが、後半41分に勝ち越し...    
<記事全文を読む>