明治時代に米国から伝わったばかりの野球の普及に尽くした俳人・正岡子規(一八六七~一九〇二年)の功績を三味線で歌い上げる新内の公演が二十日、子規が晩年に暮らした住宅を再建した「子規庵(あん)」(台東区根岸)である。

 子規の生誕百五十周年を記念して、葛飾区の歌人・野上周さん(73)が歌詞を書いた。タイトルは「野球(のぼーる)」。子規が本名の升(のぼる)をもじって使っていた雅号にちなんだ。

 「夏草やベースボールの人遠し」など、子規が残した俳句や短歌などを引用しながら、数々の用語を翻訳したり、作品を通してルールを紹介したりした子規の深い野球愛を描いた。

 新内は浄瑠璃の一流派。台東区を拠点に活動...    
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