中村にとって今季初の1軍マウンドは、収穫ありだった。

 右肘痛から昨秋のPRP手術を経て、戻ってきた400日ぶりの1軍舞台。「やはり緊張した」と、最初は気持ちと体のバランスを取るのに苦労した。一回はいきなり先頭から連続四球。浅村、中村とフォークで連続三振も、続くメヒアに死球で満塁。続く栗山を何とか一ゴロに仕留め、二死満塁の場面を踏ん張ったことで冷静さを取り戻した。

 地道な治療とリハビリで、痛んでいた靱帯(じんたい)を再生、強化してきた右肘から繰り出す直球は140キロ台前半も吉井投手コーチから「良かった」と太鼓判を押された。

 一方で、次回への課題も残った。5回で97球を費やし6四死球。制球...    
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