4月14日の阪神戦(甲子園)でプロ初盗塁を記録した上本に続き、西川もしれっと記念すべき1個目を刻んだ。

 5月14日の巨人戦(マツダ)だった。三塁走者として迎えた八回1死二、三塁。打者石原の4球目に出たスクイズのサインに、敢然とスタートを切った。しかし、ワンバウンドした球にバットがかすらない。さらに相手捕手も後逸。球が転々とする間に、そのまま本塁を駆け抜けた。

 相手捕手の後逸より早くスタートしていたため、記録は盗塁。「あれが盗塁になるんですね」と本人も驚いた。過程はどうあれ、「ゼロが1になったのは昨季より成長した部分」。冗談交じりににやりと笑う、売り出し中の22歳だった。(友岡真彦) <記事全文を読む>