爆発した打線に負けじと、高梨もノリノリだった。吉井投手コーチは七回を終えた時点で「最後までいくぞ」と右腕に命じた。そして九回二死。香月を中飛に打ち取りスコアボードに九つの「0」を並べると、ようやく頬が緩んだ。自己最多の136球を投げ、チーム一番乗りの完封勝利。今季2勝目は格別だった。

 1週間の調整でテークバックを大きく使うフォームに修正。効果は球威に表れ、序盤から力強い直球でフライアウトを量産した。打線の援護にも後押しされ、五回まで散発3安打。三塁すら踏ませなかった。<道新スポーツ5月3日掲載>

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