2019年ラグビーワールドカップ(W杯)に向け、釜石市は27日、同市鵜住居(うのすまい)町で、試合会場となる釜石鵜住居復興スタジアム(仮称)を着工した。スタンドや屋根など常設の主要施設を造り、来年7月末の完成を目指す。強豪が熱戦を繰り広げ、復興を遂げる被災地の姿を全世界に発信する舞台。「ついに建つのか」。スクラムを組んで震災後を生き抜いてきた市民は、復興の歩みに重ね、完成を心待ちにする。

 「復興を、夢をつかみたい一心でW杯(招致)に声を上げ、進んできた。ついに着工する。心躍る思いだ」。釜石ラグビーを支え、W杯への市民運動をけん引してきた釜石開催支援連絡会の小泉嘉明会長は、万感の思いを込...    
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