2日に終了した全日本選抜体重別選手権は、国際柔道連盟(IJF)が試行する新ルールのもとで実施された国内初の主要大会だった。「有効」の廃止に加え、正規の時間内では「指導」の差だけで勝敗決着をつけないため、延長戦が増加。審判の指導のタイミングもばらつき、一部の試合には混乱もあった。選手、審判のそれぞれに新ルールの適応に課題を残した。

 (平井良信) 新ルールは選手に積極的な攻撃を促すのが狙い。2020年東京五輪に向け、柔道の魅力向上を目指してIJFが今年2月に試験導入した。主な変更は「有効」と、「技あり」二つによる「合わせ技一本」を廃止したほか、男子の試合時間を1分短縮して女子と同じ4分間に...    
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