低迷を続けていたマラソン界が大きくかじを切った。これまでの代表選考は男女とも五輪前年の世界選手権と、その後の国内3大会を対象レースとしてきた。合計4レースから代表3人を選ぶ方式で、異なる条件のレース結果を比べることになる。どうしても選考側の主観が入り、揉(も)めることがしばしばあった。

 日本陸連は改善するため、透明性と公平性を軸に議論を重ねてきた。選考大会のGCレースで2枠。その後の国内3大会で最速タイムの選手を選ぶことになり、主観を挟む余地はない。ある実業団の監督は「これまでは代表に選ばれたのに、後ろめたさのある選手もいた。新方式なら代表選手も落選した選手も納得できる。これで悲劇の選...    
<記事全文を読む>