糸を引くような軌道を描いて、ボールはネットに突き刺さった。

 前半42分。右サイドを駆け上がる松橋優とともに攻撃参加した兵働昭弘は、ペナルティーエリアの外側で足を止めた。「エリアの中に入りすぎるな、と監督から言われていたので…。セカンドボールを待った」。予測通りのこぼれ球が目の前に落ちてくる。スペースに入り込み、利き足の左足を一閃(せん)。自身6年ぶりのJ1ゴールを決めると、誇らしげに左手を天に突き上げた。

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