東北楽天は今季初めて延長十二回までもつれた激戦で、森原が痛恨の一打を浴びてサヨナラ負けを喫した。1死一塁、浅村の当たりが右中間を痛烈に破ると、新人右腕はぼうぜんと打球の行方を見つめるしかなかった。

 フルカウントからの直球を運ばれた。空振りを奪った直前の真っすぐに「タイミングが合っていなかった」と感じ、続けた一球が甘く入った。「狙ったところよりボールが二つくらい高く浮いた」と勝負どころで制球が乱れた。

 今季は新人ながら終盤の勝ちパターンの救援を任され、10試合連続無失点。プロ初失点が勝負を分ける1点になった。試合後、女房役の嶋に「こういう場面がまた来ると思う。その時は頼む」と声を掛けられ...    
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