六回無死一塁の場面で公文が藤田に対し、危険球を投じ、退場処分を受けた。その緊急のマウンドに上がったのは榎下だった。

 「ブルペンでも2球しか投げていなかった」と話すように、嶋への初球は内角へ抜けた。球場のボルテージは上がり、怒号も飛んだ。さらに嶋には右前打を許し、無死満塁とピンチはさらに広がったが「とりあえず0で抑えたい気持ちだった」と茂木、ペゲーロ、ウィーラーを打ち取って見事に切り抜けた。続く七回も気迫の無失点投球。

 「僕はロングでもアクシデントでも登板しなきゃいけない。結果が出るように頑張っていくだけ」。一喜一憂することなく、これからも「0」を刻んでいく。<道新スポーツ4月15日掲載...    
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