さすが則本とのダブルエースを期待される岸だ。実に頼もしい投球でチームを3連勝に導いた。強い風雨、マウンドのぬかるみという悪条件をものともせず、抜群の制球力を発揮して6回1失点の好投。「あいにくの天候でも集中して投げ切れた」。プロ10季で103勝を積み重ねた経験の違いも見せつけた。

 インフルエンザ感染で開幕戦先発を回避した経緯もあり、今回の初先発は気迫が違った。試合前からの悪天候にも「試合が流れたら困る」と名誉挽回を期していた。五回まで走者を背負っても徹底してコースを突いて無失点で粘った。途中、変化球を投げた時に右手親指の付け根に擦り傷ができ、流血するトラブルも。それでも「いつものこと」...    
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