憧れの大先輩の活躍に気持ちを入れ直した。練習を終え、寮に戻ってきたプロ2年目の原嵩投手はテレビニュースをかじりつくように見入った。そこでは大相撲春場所で優勝をした新横綱の稀勢の里の姿が映し出されていた。けがをしたとされる左腕にテーピング。そしてファンの歓声に男泣きする姿に、こみ上げるものがあった。そして中学校時代の言葉がよみがえってきた。

 「横綱とは実は小学校、中学校と一緒なんです。実家も歩いていけるぐらい近いと聞いています。一度、学校に講演に来ていただいたことがありまして今、その時のメッセージを思い出していました」        □        ■        □ それは原が中学...    
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