高々と舞い上がった打球が左翼スタンドに消えた。1点先制された直後の四回一死。大谷がウルフの外角低めカーブをすくい上げた。今季1号は得意の逆方向。驚愕(きょうがく)の一発でゲームを振り出しに戻した。

 「(球種は)狙ってないです。芯こすりみたいな感じ。入るかどうか分からなかったけど入って良かった」。完璧ではなくても、オーバーフェンスには十分だった。

 同じ過ちは繰り返さない。前日1日の試合では内野安打の際に負傷している右足で一塁ベースを強く踏みつけた。肝を冷やした栗山監督は、一夜明けた2日の試合前練習中に大谷を呼びつけ“説教”の時間を設けた。「言ったよ! 思い切り。僕だけじゃなくてみんなから...    
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