東日本大震災による原発事故の影響で福島市から伊達市に移り、5年間の避難生活を送ってきた鎌田紘夢(ひろむ)君(11)=東小5年=が、この春に帰郷する。伊達で剣道を始め3年半。「友達もたくさんできた。剣道を続けてきて本当に良かった」。福島でも竹刀を握り続ける。  2011年(平成23年)3月11日に発生した東日本大震災。紘夢君は、原発事故現場から直線で約60キロの福島市渡利地区に住んでいた。避難地区ではなかったが、放射線量の懸念があった。

 保育所の友達は次々と市外、県外へ出た。母の俊江さん(48)は「いつも避難すべきかどうか迷っていた」と思い返す。震災から1年後の12年3月、前年夏に紘夢君...    
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