かつて格闘家を志した若手力士が、派手な取り口で注目を集めている。尼崎市出身の錦城(きんじょう)(19)=本名錦城勇星(ゆうせい)、九重部屋=は空手や総合格闘技、アームレスリングで鍛えた腕力を武器に相手力士を攻め立てる。身長185センチ、体重130キロの猛者は、「パンチ力は誰にも負けない」と、強烈な張り手に磨きをかける。(伊藤大介) デビューは鮮烈だった。初土俵だった2016年7月の名古屋場所で、名門日大相撲部出身の梅野(現対馬洋)に、掌底を雨あられと浴びせた。敗れたものの、梅野を土俵にはいつくばらせるほどのダメージを与え、その名を角界にとどろかせた。

 翌秋場所では、恐れをなした対戦相手...    
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