12日に大阪で始まる大相撲春場所。新入幕の宇良(うら)関(24)=本名・宇良和輝、木瀬部屋=の活躍が注目される。多彩な技で人気を集め、初土俵からわずか2年の幕内。出身の関西学院大(兵庫県西宮市)相撲部の後輩たちは熱いまなざしを向け、「関学相撲部の誇り。宇良さんにしかできない相撲で突き進んでほしい」と期待する。

 「宇良さんは背中で語る先輩でした」と古川裕貴(ゆたか)主将(21)。古川主将が1年生の時の4年生だった。一回り大きな相手でも、足をすくって投げる。取組ではびくともしない。「何したら勝てるんやろ」。常に遠い存在だった。

 ひたすら努力する人だった。黙々と練習を重ね、授業の合間も1人で...    
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