かつて天才スイマーと呼ばれた少女がいた。仙台市出身の元競泳五輪代表、千葉(本名山本)すずさん(41)=奈良県在住=。世界に最も遠いと言われた女子自由形で、恵まれた体格を生かしたスケールの大きな泳ぎで世界の強豪と伍(ご)した。1992年バルセロナ、96年アトランタの両五輪に出場したが、メダルには縁がないまま引退。その後、マスコミの前から姿を消したが、結婚を経て子育てが一段落した3年ほど前に障害者向け水泳教室や講演活動を始めた。今、東日本大震災の被災地へ足を運び、古里にも心を寄せる。(聞き手は宮田建) <企業や市民などを対象に講演活動をしている> 選手時代、自分と向き合い、落ち込み、苦しみ...    
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