震災からもうすぐ6年。さまざまな形で自分の一歩を踏み出した人たちの今を取材した。◎震災6年(4)星明さん(30)=宮城県岩沼市=<各地に仲間離散> 「ワンバウンドしてもいいから投げろ」「いいのはグラブだけかー」 2月5日、岩沼市の日本製紙敷地内にあるグラウンド。ソフトボールチーム「玉浦シャンクス」のメンバー10人が声を張り上げ、今年初の練習に汗を流した。

 メンバーの多くは東日本大震災で被災した岩沼市沿岸部の玉浦地区の出身。子どもの頃からの付き合いとあって、グラウンドでは自然と笑顔が出る。コーチ兼ファーストで、震災後にシャンクスを立ち上げた星明さん(30)もその1人だ。

 星さんはあの日、...    
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