兵庫県篠山市の元中学教諭の男性が視力を失いながらも、マラソン大会で毎年走り続けている。「目が見えなくても前を向いて取り組めることがある」と今年で挑戦10年目。12日には「ABC万博たこやきマラソン」(大阪府)に出場し、教え子の伴走で5キロの完走を目指す。

 社会科教諭として、旧多紀中や篠山東中などで教えた酒井雅和さん(56)=同市東吹。顧問を務めた野球部を県大会に導いた経歴もある。しかし46歳の時、脳梗塞により突然視力を失った。食事、風呂など身の回りのことに加え、大好きな野球中継も見ることができなくなった。

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