仙台商高からヤクルト(当時アトムズ)に入団し、選手24年、指導者15年、スカウト8年。文字通り「ツバメひと筋」で47年のプロ野球人生を送ってきた八重樫幸雄(65)=仙台市出身=が昨季限りで退団した。新陳代謝が激しいプロ野球界で「継続は力なり」の座右の銘を体現した類いまれなる半生をたどる。(佐藤理史)◎継続は力なり プロ野球人生47年(上)高校時代まで<野球の土台に> 「僕のアダナを知ってるかい。朝刊太郎と云うんだぜ」。歌手の山田太郎が伸びやかな高音で歌い上げた「新聞少年」は1965年に発売され、ヒットした。

 同じ頃、仙台市青葉区川内で河北新報の朝刊を配っていた14歳の少年。仙台二中2年...    
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