嶋が熱望したWBC出場の道が途絶えた。右ふくらはぎを痛めてから約1カ月、懸命の調整も間に合わなかった。「やはり悔しい。出るからには100パーセントの状態でないとチームに迷惑が掛かる」。7日の初戦を前に、苦渋の決断をした。

 脚に違和感を覚えたのは2月上旬の沖縄・久米島での春季キャンプ。練習を早退した翌日、視察に訪れた小久保監督から「けがをしていてもいい。少しの可能性があるなら、一緒にやろう」と言葉を掛けられた。

 嶋も復帰に向けた青写真を描いて調整に励んだが、初めて痛めた部位のため、「どれくらい動けるか分からなかった」。

 チーム合流後も全力で走る動きはできなかった。「一試合も出ず、大会に出...    
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