一部休止の方向性が固まった長野市のボブスレー・リュージュ施設「スパイラル」。技術を磨いた元選手や国産そりの開発者は残念がる。長野市民からは、長野冬季五輪の施設で競技が見られなくなることに寂しいとしつつ、市の検討委員会の判断に理解を示す声も出た。

 2006年トリノ、10年バンクーバー五輪でリュージュ女子に出場した保科(旧姓・原田)窓香さん(31)=信州大出、広島市=は「スパイラルがなければリュージュに出合わず、五輪にも出ていなかった」と話す。

 長野五輪で競技役員を務めた父親の影響で小学4年の頃に競技を始めた。以降、大学までスパイラルに通って練習を重ねた。「海外で練習できる選手は限られる。...    
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