体操ニッポンのエースとして、五輪三大会で日本選手最多の金メダル八個を首にかけた白鴎大教授の加藤沢男さん(70)。三月末に定年退職を控え、小山市の同大で七日に行った公開最終講義で、子どもたちが体を動かし、いろいろな経験を積める環境をつくることの重要性などを訴えた。

 加藤さんは、一九六八年メキシコ五輪、七二年ミュンヘン五輪で個人総合2連覇を達成。七六年モントリオール五輪にも出場し、三大会通算で計十二個のメダルを獲得した。

 九九年には国際スポーツ記者協会が選んだ「二十世紀を代表する選手」の二十五人に、サッカーのペレ、陸上のカール・ルイスらとともに日本選手としてただ一人、名を連ねた。母校の筑波...    
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